出題趣旨・採点実感との付き合い方
以前、基礎・基本とは何かについての記事を書きました。
それを具体化して捉えられる素材となるのが出題趣旨や採点実感なのではないかと。
出題趣旨・採点実感は非常にボリューミーなので全年度分読むとなると非常に大変ですから上手に使う必要があると思います。
私は、受験生の出来の相場と試験委員の求めているものを掴むために読んでいました。
そのため、
受験生の出来が良いところ、合格するために絶対にできなければならないところはピンク
逆に受験生の出来が悪いところには青
広く答案作成に使える知識や書き方についてはオレンジ
その他の大事そうなところには黄色
のマーカーを引き、基礎・基本というフレーズが出てきたらチェックをするというルールを設けて読んでいました。
こんな感じですね。
個人的にはこればっかり読んでいても仕方ないと思っていたので、何回も読み込むようなことはしなかったです。予備校の答練などでそのエッセンスについては概ね解説が施されますしね。
出題趣旨・採点実感を参考に勉強の方向性をはっきりさせると合格に近づけるのではないでしょうか。