LAW BLOG

bar exam & legal news

bar exam

九条の大罪

最近漫画をちょこちょこ読み始めています。 仕事で活字ばかり目にしていると絵が見れるだけで嬉しい。 ということで、現在2巻まで発売されている 『九条の大罪』真鍋昌平 を読みました。 九条の大罪(1) (ビッグコミックス) 作者:真鍋昌平 小学館 Amazon …

弁護士の収入・所得

仕事をしていれば大事になることのひとつがお金の話。 弁護士の業界は「稼げそう」というイメージはあっても、実際にどれくらいの数字になるか、どれくらいが相場なのかははっきりしないところです。 その感覚は、1年ちょっと弁護士としてやってきた私でも昔…

過去の記事を読んでくださる司法試験受験生や司法修習生へ

このブログの司法試験や司法修習についての記事をたくさん読んでいただいています。ありがとうございます。 そういった方に僭越ながらひとつお願いがあります。 読み流してください。 一生懸命書いておきながら、こういうことをお伝えするのも変なのですが… …

ドラゴン桜2を読んでみた

ドラゴン桜2の漫画が、期間限定でKindleで14巻まで各1円ということで購入して読んでみました。 ドラゴン桜2(1) (コルク) 作者:三田紀房 コルク Amazon 東大に合格するための物語ではありますが、司法試験にも通ずるところが多いです。 社会人として生きてい…

法曹ではない道を選んで【ゲストブログ】

今回は、久しぶりのゲストブログです! 書いてくださったのは、私の学生時代からの親友なっしー君(仮名)です。 ロースクール受験はしたものの、最終的にロースクールには入らず司法試験合格も目指さないという選択をした理由なんかについて自由に書いてもら…

伊藤塾長の動画を見たりして

コロナウイルスの影響で司法試験が延期になったことを受けて、司法試験の予備校である伊藤塾の塾長で弁護士の伊藤真先生のメッセージ動画が毎週金曜日にYouTubeにアップロードされています(本記事の投稿時点で第18回まで配信。)。 運良く受験生という身分を…

弁護士のエッセイ本まとめ【随時更新】

弁護士の書いたエッセイが書籍としてたくさんあります。 この手の書籍を読むのはとても楽しかったり、勉強になります。モチベーションが高まることもありますね。これは、法曹関係者のみならず、広く一般の方にもあてはまると思います。 今回は、私が最近読…

司法試験の選択科目の選択

先日、司法試験の選択科目をどう選んだら良いかについてTwitter上で話題になっていたのを目にしました。 司法試験から離れて1年以上が経過しているので、基本的に司法試験についての言及はしないようにしています。司法試験についてのアドバイスはそれだけ鮮…

答案添削受付終了とお礼

Twitterでは既にご案内したのですが、2018年11月20日をもって、無償での答案添削の受付を終了させて頂きました。 種々の事情を考慮した結果、このような判断になりました。 大きな理由は、 ①今後の添削継続の難しさ ②受験生の皆様にとってのメリットの希釈化…

問題分析の視点

以前に事実上の誘導についての記事を書きましたが、問題分析の視点はその他にも色々あると思います。 自分の今後のための備忘録も兼ねて書いてみたいと思います。 ・比較の視点 かなり使える。 平成30年度司法試験の民訴の設問1は、課題1と課題2を比較するこ…

会社法改正による過去問への影響

平成26年度会社法改正によって、一部、過去問への影響が生じています。 私が受験時代にチェックしていた部分をご紹介致します。 ちなみに、法学書院の受験新報801号(2017年11月号)にも特集がありますので参考になるかと思います。 改正により影響があるのは…

演習本を加工する

司法試験はやはり過去問をきちんと勉強することが大切だと思います。 その上で、演習本での勉強が必要になってくる部分ももちろんあります。 ただ、多くの演習本は、受験生にとって勉強のしやすい解答例がついていることが少なく、解説から自分で解答をイメ…

便利なストップウォッチ

司法試験の問題を解く時、みなさんはどのように時間をはかっているのでしょうか? 私は こちらのストップウォッチを使っていました。 試験会場などで同じものを結構使っている方がいらしたので、司法試験受験界ではメジャーな道具なのかもしれません。 この…

受験勉強が苦しくなった時

受験勉強が苦しくなる時ってありますよね。 そんな時、私は少しだけ勉強から離れてみたり、休憩をしたりしていました。普段頑張っていると自分で自信を持って言えるのであれば、気兼ねなくリフレッシュできますので、そういった時間はとても有効なものになる…

全国模試で合格ラインを超えられるように

以前、全国模試の成績を公表する記事を書きました。 私は全国模試の総合成績はそれなりだったので本試験前にいくらかの自信を得ることができました。 確かな情報ではないのですが、TKC全国模試で100位以内だと98%の合格率であるとか。辰巳全国模試もAなら80%…

気になったことはメモ

気になったことがある時はすぐにメモすると良い!と、ある本に書いてありました。 たしかに、すぐに気になったことを忘れてしまったり、逆に気になったことをずっと頭の中においておくことで他のことへの集中力を欠いてしまったりすることありますよね。 メ…

事実上の誘導

意外と知られていないのですが、司法試験の問題文では結論についての事実上の誘導が問題文でなされていることがあります。 基本的に結論のどちらかが絶対に正しいということはないので結論自体によって点差がつくことはありません。しかし、問題文の事実上の…

アウトプットの効果の高さ

アウトプットの効果は非常に高いそうです。 ワシントン大学の研究では、インプットよりもアウトプットに時間を割いた人の方が高得点を出すことが明らかにされています。 この研究を紹介していた本の著者によれば、インプットとアウトプットの黄金比は3:7との…

模試の成績(短答)

論文の答練・模試の成績については以前公表致しました。 そちらで全国模試の成績表の画像を載せたので全国模試の分の短答の成績は見えてはいるのですが、他に受験した短答模試もありますし、見やすさの観点からも短答プロパーでまとめておこうと思います。 …

出題趣旨・採点実感との付き合い方

以前、基礎・基本とは何かについての記事を書きました。それを具体化して捉えられる素材となるのが出題趣旨や採点実感なのではないかと。 出題趣旨・採点実感は非常にボリューミーなので全年度分読むとなると非常に大変ですから上手に使う必要があると思いま…

問題文と答案構成用紙はこう使いました

本試験でどんな感じで問題文と答案構成用紙を使っていたかを実際に載せてみようと思います。何かの参考になれば。載せるのは平成30年度の行政法です。 ・問題文への書き込みはシャーペンのみで行いました。色をいちいち変えるのが煩わしいし、地味に時間のロ…

TO DO ポストイット

またまた画像を載せた記事を書いてみます。 今回は私が毎日やっていた勉強計画の管理についてです。ポストイットをいわゆるTO DO リストにするTO DO ポストイットという方法です。 非常にシンプルで、やるべきことをポストイットに箇条書きで書き出して目に…

使っていた演習本

ご質問が多かったので私が使っていた演習本をご紹介致します。 注意して頂きたいのは、合格者が使っていたりおすすめしている演習本を目的意識なく使うのは望ましくないということです。それぞれの演習本の特徴やご自身に必要な勉強などを総合的に見てどのよ…

司法試験直前期の答案

前回に引き続き、目で見て分かりやすい画像をのせた記事を書いてみます。 今回は私の司法試験直前期の答案を載せてみようと思います。一般に出回る合格者の司法試験本番の答案は再現であり、かつ、基本的にデータで打ち込まれたものですので、合格時点の合格…

答案を書く頻度

受験生にとって答案を書く頻度をどうするかは非常に悩ましいところだと思います。 最低限の答案作成の機会は設けておくべきです。かといって答案を書いてばかりでもインプットの時間を圧縮してしまいます。 合格した周囲の人からきいたところによると、少な…

自分の特徴を踏まえた答案作成

答案は人それぞれに特徴が出ます。その特徴を上手く生かすことができれば良い答案がかけるようになると思っています。答案作成のテクニックをどう使うかはそういった自分の特徴との関係で決めると良いのではないでしょうか。 私はパワープレイヤーでして結構…

基礎・基本とは何なのか

司法試験合格者の言う基礎・基本さえできれば受かるというおはなし。何人かの方からその内実が良く分からないとのご相談を受けました。一体何が基礎・基本であるかは難しいところですよね。 司法試験受験者は予備試験に合格した人か法科大学院を卒業した人の…

平成30年度司法試験の出題形式

平成30年度司法試験の論文ではいささか出題形式に変更がありました。これにつき、合格者や諸先輩方からは本質は変わらないとの指摘があがるところです。この指摘の意味について考えてみたいと思います。 平成30年度の司法試験で出題形式に大きな変化があった…

答案の添削について

※答案の添削は2018.11.20を持って終了させて頂きました。ありがとうございました。こちらの記事は念のため残しております。 ※答案添削終了の経緯については別の記事でご説明しております。 無償で司法試験受験生の答案の添削を受け付けております。 Twitter…

自分の頭で考える

受験生の方から勉強方法などのご質問を頂きます。 もちろんご質問にはできる限りきちんと答えています。が、参考程度のものであるということに注意された方が良いと思います。これは私に限らずどんな方からのアドバイスであってでもです。 受験生にはそれぞ…