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レイアウトは大事

書面は、内容はもちろん形式もすごく大事。

弁護士が作る書面であればなおさらです。

 

ということで、例えば、裁判所に出す書面ならば、

裁判官へのプレゼンテーションだと思って作る

といったことを心がけるようにしています。

 

装飾をするとかではなくて、体系的に見やすくするとかそういう話ですね。

見出しやナンバリングの大切さは、司法試験受験生の時代からたくさん聞いてきたものの、最近になって改めてその意味を噛み締めています。一生懸命書いても、伝わらなければ何も書いていないのと同じです。

 

必死になって書いているとどうしても視野が狭くなってしまうことがあります。

なので、ひととおり書き終えた後で、レイアウトを見直してみるとシンプルに伝えられているかどうかを冷静に確認することができます。

 

今後、レイアウトへの意識を高めたり、レイアウトの勉強をしたりできたら良いなと思います。

 

最後に自分にひとこと。

 

この記事のレイアウトはどうした!!!!!

修習生の時にやっておきたかったこと2

先日、以下の記事を書いた後に74期の司法修習生にお会いしました。

 

修習の時にやっておきたかったこと - LAW BLOG

 

その方から、「修習生に戻ったらどんなことをしたいですか?」という質問があったのですね。

まさにその記事で書いたことを話すと思うじゃないですか?

それがびっくり。

私、ここで書いたことをすっかり忘れて、

 

「実務家が他の実務家をどういう場面でどう評価するかを見たい。」

 

なんて言っていたんですね。

本当に自分って信用ならないなと思いました。はい。

 

他者から評価されるってすごいことですし、どう見られるかってなかなか知る機会がないやで、もっとそうした点を気にかけても良かったなという反省から来た言葉です。

という訳で、こういう視点も他にあったよというご紹介でした。

ちなみに同席していた私が尊敬する72期の同期の方は、

 

「何かひとつ目的意識を持ってやり抜くことが大事だと思う。」

 

と言っていました。

とても本質的な話だと思います。

勉強でも遊びでもなんでも良いので、何かに挑戦することはとても意義深いですね。

修習生の間は時間がありますから、大きく変化するチャンスです。

自分ももっと良い時間の使い方があったかもしれないなと反省しました。これからに活かそう。

 

<おまけ>

私の上の発言は、最近「人から評価されたい」という欲が強く出てきているからこその発言な気もします。

普段、お客さんに感動を与えることができているのか分からないですし、事務所の中で褒められることもなかなかなくて。

でも、この欲に支配されないように気をつけようと思います。

「自分が胸を張っていられるかの方が大事。」「人に笑われようと、褒められようと変わらない。」

そんなマインドを持っている人がかっこいい人なのではないかと。

柄にもなく読んでみたナンパの解説本で学んだのでした。普段読まないような系統の本って面白いですね。

 

 

 

ポジティブな言葉を使う

仕事が大変になってくると、どうしてもネガティブな感情に支配されがちです。

 

・期限に間に合わないんじゃないか。

・今日も帰るの遅くなるな。

・クオリティをもっと高めたいのに。

・なんでこんなことが重なって起きるんだろう。

・頭がオーバーヒートしそう。

 

なんて感じで。(こうして書いてみると弁護士の仕事って色々大変だなあ…)

でも、これって良くないですよね。

こういうネガティブな感情は全部取っ払ってしまって、ポジティブな感情で満たしていけたら良いのだと思います。

YouTubeで心理学について扱っている動画でも最近そんな話があった気がします。

 

おいしいごはんを食べて、新しい仕事が入ってきて、持っているタスクも減らして、雨だったけどそんなに濡れなくて。

今日もラッキーなことがたくさんあったなと。

これです。これ。

振り返らないと小さな良いことって忘れがちだから時々思い出すようにしたいと思います。

 

そうそう。最近、少しずつ個人事件が増えてきました。結構嬉しいです。

私には派手さとかはないので、コツコツと積み重ねていくスタイルでいこうと思います。

 

ロースクールや修習の同期は大事

月並みですが、法曹として生きていくにあたって、同期の存在ってとても大きいなと思います。

 

弁護士になってちょうど1年半ほど経って、段々と仕事の強度が高まってくる中で「大変だなあ」と感じる場面がちらほら。

そういった中で、久しぶりに同期に会うとパワーをもらえます。

受験生時代や修習時代を思い出して原点に立ち返れたり。人から客観的に見た自分がどんな感じかを聞いて自分の個性に気づかせてもらえたり。

 

どうしても仕事と向き合っていると視野が狭くなってしまう、周りが見えなくなってしまうという部分が出てくるので、時々リセットしないといけないんだなと。

 

いやしかし、世の中はすごい人ばかりですね。

バリバリ稼ぐ人やビッグな案件を手がける人、新しい価値を作り出す人、地道にお客さんと向き合う人…みんなかっこいい。

自分には何ができるだろうか。何が求められているのだろうか。もっと貪欲に考えていきたいです。

 

今はどうしても従来からの付き合いが中心になってしまうけれど、ゆくゆくは輪を広げていきたいなと思います。業界や年代にとらわれず。

もちろん、今までの繋がりももっと深くしていきます。自分に良くしてくれるみんなに感謝です。シェイシェイ🐼

 

自己肯定感UP①

『敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感を上げる方法』根本裕幸

 

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こちらの本を今読んでいます。

最近、自分に自信が持てないことが多く、メンタル面の向上を目指したいと思い、手に取りました。

 

1日目は、今の自分に意識を向けることに挑戦。

どうやら私は、本書の「敏感すぎる」人間にあたっているようです。

 

「〜しなければ」と思っていることが日常の中でかなりたくさんあります。というかそれしかないくらい。

自分自身が透明になっているなと気がつきました。そこに確かに存在しているのに、存在していないかのよう。他人のために動いてしまっているんだなと。

ふと「私以外私じゃないの」っていうフレーズが降りてきて心に刺さりました。音楽ってこういう形で姿を表して人に影響を与えるからすごいですよね。

 

以下、ワークの部分に対する自分の答えをメモ。

・何がしたいのと聞かれて困ったことはあるか?それはなぜか?

→ある。やりたいことが漠然としているから。

・自分にダメ出しすることはあるか?それはどんな内容?

→ある。仕事の質やスピード、自分・時間をコントロールできないことについて。

・人に嫌われないようにどうすべきか考えていないか?それはどんな内容?

→考えている。相手の都合の良いタイミングで話しかけられているか。言い回し・伝え方が適切か。感謝の気持ちを伝えられているか。

・好きなものは?それは本当に好き?

→仕事。音楽。仕事はポジティブなメンタルでできている時は楽しいから好き。音楽はいつだって好き。

・自分や他人に罪悪感を抱いていないか?それはどんな内容?

→自分にも他人にも抱いている。仕事が思うようにできていないこと。時間のコントロールが上手くいっていないこと。