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二回試験が近づいてきていますね

73期の二回試験が近づいてきていますね。

即日起案の前あたりには、このブログの二回試験関連の記事の閲覧数が伸びます。ありがとうございます。

 

Googleサーチコンソールでチェックはしていないのですが、簡易のアクセス解析でも、結構な閲覧数があることは把握しておりまして。

下手すると1日あたりのべ100人以上の修習生の方にご覧いただいている可能性もあります。修習生の数からしたら少なくない割合です。恐縮です。

 

私の記事は、自分の受けた二回試験の直後に書いたものですので、知識・情報としての鮮度は高い方だとは思います。ただ、この時期になってくると皆さまにとってどれだけ有益なものとなっているかは分かりかねるところです。

 

二回試験のポイントや対策は色々考えられるところではあるのですが、(このブログも含め)あまり情報に流されすぎずにシンプルに集合修習等でやったことの復習をするのが良いと思います。

また、自分とは別の班の集合修習の情報は得ておくことをおすすめします。特にB班の集合修習の解説では、明らかに二回試験の内容の示唆に近いものが複数あったと記憶しています。

 

ちなみに、私は、試験直前期に流れてくる諸先輩方の試験内容に関わるアドバイスはなるべくスルーしていました。各アドバイスが真剣なものなのか、事実なのか分からないからです。司法試験の時と同じですね。

 

※追記

この記事を投稿してから数日の間にも、私が危惧している諸先輩方の試験内容に関わるアドバイスを多く目にしました。主にTwitter上で。

断定的な話として語られているものについても、私からすると「本当にそうかな?」と思ったりするものもあり、ちょっと心配です。

本文に書いたとおり、修習を通じて得た現場の情報をベースにするのがよろしいと思います。

 

 

心の波

仕事をするにあたってテンションやモチベーションを維持していくのってなかなか難しいなと思います。

 

ふとした出来事でコロっと揺らいでしまいます。

悲しいことに主に低下の方向に。

 

(「コロっと」って書いていてふと思ったのですが、「おむすびころりん」ってフレーズなんかかわいいですね。全然関係なくてすみません。)

 

メンタルのコントロールってすごく繊細でパワーのいることで。色々な本なりyoutubeなりを見て自分なりにどうにかしようとしているところです。

 

しっくりきていないなりにも評価できるところがひとつだけあります。

今のところ、マイナスの方向に振り切れていないという点です。逃げ出したくなったりするところまでいっていないのは良いことかなと思っていて。それは芯の部分がブレていないからなんだろうなと。

目に見える成果自体は、なかなか出ていなくて焦るのですが、それでもシンプルに考えて王道に近しい方法でやっていけば間違いないだろうというイメージはあり、そこについては継続できているといったところです。これがブレない芯の部分。

成果がはっきり出るのは早くても数年後だと思うので、ここで腐らないことが大事ですね。

あ、これほとんど全部自分に言い聞かせたり、頭の中を整理しようとしているだけなので、読んでくださっている皆さまは生暖かく見守っていただければと思います。自分本位な内容で申し訳ないです。

 

なんでこんなことを書いているかというと、同期で、既に目立って活躍されている方とか、素晴らしい事務所に所属されている方、独自の路線でのびのびやっている方の様子を見ると羨ましかったり、もどかしかったりするのですよね。

自分の路線は、これらの方とは違っているというのは重々理解しているのですが…どうしても停滞感みたいなものを感じてしまいます。比較しすぎるのは良くないですね。

 

とにかく自分ができることは日々の頑張りだけですね。毎日を大切に過ごしていこうと思います。

思ったことを取りとめもなく書いてしまいました(いつものことかも?)。ではまた。

 

 

人と会える嬉しさ

コロナウイルスの影響で、仕事以外で人に会う機会が減っていたように思います。

 

ところがここ最近は、少しずつ復活の傾向があり、人に会うイベントが増えてきました。

 

お仕事の関係、弁護士会の関係、大学や修習の友達などなど…

 

やっぱり人に会えるというのは大きいなと感じます。

 

自分にない視点、自分では体験できない話なんかをしてもらえると本で勉強するよりずっと記憶に鮮明に残る。

 

他愛ない話もストレス解消に繋がっている気がする。

 

なんて感じです。

 

同期のいる事務所だと、この辺の感覚はもう少し違ったんだろうなとは思いますが。

 

(同期や近い期・年齢の弁護士がいるかどうかは結構重要だと考えています。)

 

そんな訳で、人と会える度に幸せを感じながら生きています。

 

この記事を読んでくださっている方ともお会いできる機会があれば良いなと思っています。

独立という形

1年目の弁護士だからかもしれませんが、色々なポータルサイトの営業担当から電話がかかってきます。

(余裕があるときは基本的に話を聞くことにしています。業界の感覚を知れたり、考える素材をもらえたりします。)

そうしたお電話の中で「いずれ独立する時に…」というお話が出てきます。

 

他にも、弁護士会の繋がりで知り合った先輩弁護士から独立することを前提としたお話をしていただくことがあります。

 

一般に、独立がひとつの目標と位置付けられているんでしょうかね?

 

個人的には、独立志向はなくて。でも、独立の線を完全に切るつもりもなくて。

独立って手段としての要素が強いと思っているので、この仕事を通して何をやりたいか、やるべきかがはっきりしていて、それとの関係で踏みきるかどうか決める方が自分には馴染む気がします。

今は、選択肢のひとつとしてあるくらいに考えておいて、必要に応じて検討すれば良いのかなと。

 

私はある程度の自由が欲しくて弁護士になった適当人間なので、将来の方向性を独立に絞るという考え方も縛られているように感じて耐えられなくなってしまうのですね。

弱い人間です。

 

この弱さを何かに役立てることが出来たら良いなと思います。

手続的なことを自分でやる話

弁護士になって以来、最も大変な時期が続いています。なかなかブログが更新できず悶々とします。

 

最近、手続的な対応を自分でやる機会が結構あります。

当たり前ではあるのですが、秘書さんにお願いできることでも、自分でやっておくことは新人弁護士(そろそろ1年経つのでそうも言っていられなくなる)として大事だなと。

裁判所の窓口でのやりとりはもちろん、法務局等の関係各所に行くのも勉強になります。

各所で対応してくださる方は、その業務に関する法的な知識・実務上の慣行を熟知されていて、質問したら親切に教えてくださる方が多いです。

また、「手続的な対応って面倒だな」ということを知っておくと、秘書さんの負担感とかが分かって良いなと。弁護士って新人でも、事務所の職位としては秘書さんや事務員さんより上の扱いになることも多く、管理職的な立ち位置になるので、拙いながらもせめてこれくらいの心配りはしたいところです。

 

ロースクール時代にエクスターンで行った事務所の先生が、自分のためにわざわざ時間を作って事務手続を一緒にしてくださったのを思い出しました。

 

規模の小さな事務所だと、日々のこうした対応も弁護士がやっているのだと思います。尊敬します。

秘書さんにお願いすることもできる自分は恵まれているんだなということを理解して、感謝の気持ちを大事にしていきます。