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コロナによる裁判への影響

今回は、新型コロナウイルスによる裁判業務への影響についてのお話です。

 

4月に訴訟提起した案件。最近になってやっと第1回期日の連絡がきています(一部のみですが)。期日の候補は9〜10月。

 

今後はどうなるのでしょうか…

 

今きている第2波によって仮にもう一度裁判所が動かなくなった場合、一体どうなってしまうのでしょうか…

 

不安です。

 

進行の遅れにより、お客様のご負担が大きくなる点が1番気になります。

また、少しでもご心配をかけないようお客様に状況説明をするというコストが弁護士にかかっている点も引っかかります。お客様からすれば、弁護士の対応が遅いのが原因で進んでいないとも見えてしまいますから、リスク管理の点からも説明が必要になります。

さらに、(これは上記と比較すると瑣末なことですが)1年目の弁護士としては、訴訟の経験が積めないのも困ります。

 

裁判所ごと、各部ごとに対応は異なるかと思いますが、相応の支障が出ているのは間違いないと感じています。

 

もちろん、裁判所なりに対応していることは理解しているつもりです。これまでの裁判所では考えられない時間帯に書記官の方から連絡があったりしました。職員の皆様のご尽力には頭が下がります。

 

なんとか良い方向に向かっていくよう願うばかりです。

裁判業務にあたっては、自分もできる限りの協力をしていきたいと思います。