4連休最終日
4連休の最終日みなさまはいかがお過ごしでしょうか。
私は今日もお仕事でした。(「も」から他の日がどうだったかはお察しください。ほろり。)
本来であれば完全オフだったのですが、新規のご相談のお客様がどうしてもということで、法律相談のために事務所へ。
約束の時間。
「あれ?時間になっても来ないな。」
約束の時間から5分経過。
「道迷ってないかな?大丈夫かな?」
約束の時間から10分経過。
「心配になってきたな。とりあえず電話してみよう。」
プルル。
わたし「もしもし」
お客様「あっ、すみません。相談料払うのが難しくなったのでやめることにしました。失礼します。」
ツーツー。
こうして私の4連休最終日は終わりを迎えましたとさ。
元々、複数件の相談+「別の弁護士に依頼しているが乗り換えたい」というご希望ということで、やや警戒が必要だなと考えていました。
そこで、お時間分の相談料を頂くことを明確にお伝えしていたのですが。これが良くも悪くも効果となってあらわれた形になります。
警戒していたとはいえ、相談を受ける以上は入念な準備は欠かせません。
リサーチや資料の用意はかなりきちんとしていたつもりです。法律相談料分以上の仕事はできると思っていました。
それだけに残念な気持ちは拭えません。
反省として、ドタキャンの理由を考えてみました。
・相談料の問題
当初から法律相談料を払いたくないようなニュアンスのことをおっしゃっていました。無料相談ができる事務所もあるとご案内はしています。
・経験の問題
「先生のご経験は?」と聞かれることがありました。偽ったり、見栄をはったりするべきではないので、弁護士1年目であることや類似の案件の取り扱いはしたことがあるが決して多くはないことをお伝えしました。
予算内で経験のある弁護士へ依頼できるならばそちらが良いかもしれないということ、相見積をとってみることなどを提案しています。
・ご相談者様間の問題
お電話口のご相談者様ともうひとりのご相談者様との間で弁護士への依頼のスタンスにギャップがあるように感じていました。上のやりとりでは省略しましたが、そのような理由もキャンセルの原因であるとの示唆がありました。
・電話までの経緯
個人事件かつ面識のない方からの相談依頼でした。これが事務所案件であったり、面識のある方だったら違う展開になっていたかもしれません。受任のルートをしっかり整備して同じようなことがおきないようにしたいです。
・ご相談者様の属性
予約のお時間をご相談者様の都合で一度変更していました。また、連休中の対応も一度はお断りしておりましたが、強くご希望されたのでお受けしたという経緯があります。
不思議なのですが、相談やお電話のお時間・お日にちを指定される方ほど実際にそのタイミングでの対応ができないことが多い気がします。こちらから日時を指定するくらいのスタンスでも良いのかもしれないですね。
色々理由をあげてみましたが、結局は法律相談をしたいと思って頂けるほどの魅力が私になかったのだと理解しています。それにしても受任に至るまでのハードルって決して低くはないですよね。
目の前にあるできることから、少しずつ頑張っていきます。