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弁護士になって半年が経ち

気づいたら弁護士になって半年が過ぎていました。

 

(令和元年12月12日からのスタートなので、より正確には7か月が過ぎています。)

 

最近は特に色々と仕事が重なり…ありがたい状況ですが、なかなかにハードな毎日となっています。

 

まだまだな自分ではありますが、半年の中で感じたこと、学んだことを簡潔に書いておこうと思います。

 

・受験勉強や修習で学んだことは大いに役立つし、全く役立たない。

・弁護士の仕事はやはり経験が大切。

・とはいえ新人にもそれなりにニーズがあるし、できることがある。仕事への姿勢や工夫次第でカバーできることも少なくない。

・新型コロナウイルスの影響は大きい。弁護士会の研修や裁判関係はかなり停滞しているが自力ではどうにもできずもどかしい。これまでの1年目の弁護士とは違った1年目の過ごし方をしていると感じる。

・自分でどうやって研鑽を積んでいくかは大きな課題。

・自分はしっくりくる事務所に入所できて幸せだと感じている。先生方の雰囲気や業務内容、規模感と自分の性格や考え方を踏まえて就活をして良かった。(今なんとかやれているのは、事務所の皆さんがサポートしてくれているからこそ。本当にありがたい。)

・弁護士になった瞬間から新人であっても自立と自律ができていることが前提となっている。これはなかなかにしんどいが、それゆえに自由もある程度認められているのだと思う。

・仕事の責任の重さに日々怖さを感じている。これはこれで良いのだと思う。

・正解のない部分も多い世界。だからこそ自分なりの信念や考え方を持つことが大事なのではないか。

・弁護士業でたくさん稼ぐかどうかは正直どうでも良い(お金はあればあるほど良いけれども)。自分がどんな仕事をしたか、何をできたかを大切にしたい。でも綺麗事なのかもしれない。

・弁護士業をされている方々への敬意を深めた。事務所内外問わず。都会か地方かとか、事務所の規模とか、取扱分野とか、仕事の仕方とか色々あるけど関係ない。みんなすごい。

・思っていた方向に進んでいる気もするし、思わぬ方向に進んでいる気もする。目の前のことを一生懸命やるので精一杯だが、それだけでいてはいけない気がする。

・リサーチは大切。

・記録の整理や進捗管理、お客様対応も大切。

・経営感覚も大切。弁護士費用の決め方とかは修習でもっと聞いておくべきだった。

・前よりも本を読むようになった気がする。

 

大変な世界に入ったなと思います。

以前のように毎日とはいきませんが、このブログは折に触れて更新する予定です。