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二回試験の結果発表をうけて

二回試験の結果発表から一夜が明けました。

 

SNS等では安堵や喜びの声がたくさん。

皆さまおつかれさまでした。同期として一緒に頑張っていけたら嬉しいです。

 

他方で残念な結果だった方もいらっしゃる訳で。その心中を察すると頭がくらくらしますし胸が痛いです。まだ苦しみの中におられることでしょう。どうかこれから先たくさんの幸せが訪れますよう願っています。また、何かできることがあれば喜んでしますので遠慮なくお申し付けください。

 

少し自分の話を。

 

昨日は結果発表まで生きた心地がしませんでした。とても家でひとりで結果を確認できる状態ではなく、渋谷の混んでいるカフェに入り、何もせずに(正確には、何もできずに)ただただ時間がくるのを待っていました。

その間ずっと胸が締め付けられ、不安でいっぱいに。その状態が約3時間程でしょうか。不安と向き合う中で感じたことがひとつ。

それは「もし無事二回試験をパスできたとしてもこの感覚は絶対に忘れてはいけないな」ということです。

きっと弁護士を頼ってくださる方の少なくない数が、人生の大きな場面で同じようなあるいはそれ以上の不安を抱えていらっしゃるのだと思います。自分の経験を重ねることができれば、少しはそういった方の気持ちに寄り添えるのかもなと。

 

その思いは、先に書いた今回残念な結果だった方との関係でも同じです。結果を見た時、途轍もない恐怖に包まれるなどしたのではないでしょうか。

自分がそういった方にできることはほとんど何もないのかもしれないですが、せめて実務家として恥ずかしくない生き方をしていかなければと思った次第です。

 

さて、本日は実務修習地でお世話になった皆さまに挨拶回りに行って参ります。

そして、いよいよ明日から弁護士としての生活が始まります。

ブログの更新は様子をみてということになりますが、引き続き温かく見守ってくださると嬉しいです。