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答案添削受付終了とお礼

Twitterでは既にご案内したのですが、2018年11月20日をもって、無償での答案添削の受付を終了させて頂きました。

 

種々の事情を考慮した結果、このような判断になりました。

 

大きな理由は、

①今後の添削継続の難しさ

②受験生の皆様にとってのメリットの希釈化

の2点です。

 

①について

私が司法修習開始にあたり和光の寮に入る関係で、物理的に添削の環境を整えるのがかなりの負担になってしまうことに気がつきました。もちろん不可能ではないのですが、そういった環境を整えるのに時間と費用がかかってしまいます。無償で行うことを踏まえるとその負担はかなり大きく、バランスが崩れてしまうなと考えました。そうなった場合、添削の質が落ちてしまうおそれがあります。

 

②について

約2か月の答案添削をさせて頂く中で、答案を継続して提出してくださっている方がかなり減ってきました。添削の利用の方法は皆様に委ねておりましたので、その点についてはもちろん問題はありません。ただ、継続して提出されている方の答案の出来は良く、添削による書き込みで対応すべき点が少なくなっていました。そのような中で、私が添削をすることの意味があまりなくなってきたように感じた次第です。これが例えば直接お会いする機会もあるのならば、口頭で細かいご指摘などをする余地はあると思います。しかし、そういった機会がない中、添削で細かいところにまで言及するとかえって重要な指摘が分かりづらくなってしまったり、混乱を招くおそれがあります。

こうしたことを踏まえると、答案の添削を続けることで受験生の皆様に提供できるメリットが少ないと考えました。

 

5月まで責任を全うすべきなのかもしれません。非常に迷いました。しかし、上記の理由を超えるような継続すべき理由は思い当たらずこのような判断となりました。継続を希望されていた方には大変申し訳なく思います。ごめんなさい。

 

そして何より、私のような者を信頼して答案を預けて頂いたことにお礼を申し上げます。私自身、改めて勉強させて頂きましたし、皆様の熱意を感じて身が引き締まりました。ありがとうございました。

 

個別にもメールのやりとりをさせて頂いているので、後はそちらに譲ります。

 

今後はブログやTwitterでの情報発信という形での応援が中心になると思いますが、何かありましたらいつでもご相談ください。

 

私も法曹になるにはあと1年かかります。いつか同じステージでお仕事ができるようにお互い頑張りましょう。