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自分の特徴を踏まえた答案作成

答案は人それぞれに特徴が出ます。その特徴を上手く生かすことができれば良い答案がかけるようになると思っています。答案作成のテクニックをどう使うかはそういった自分の特徴との関係で決めると良いのではないでしょうか。

 

私はパワープレイヤーでして結構な量を書ける方です。最低でも6ページ、調子が良いときは8ページでも足りないと感じるくらい書けることがあります。
逆に、ナンバリングしたものをきれいに1段落ずつ字下げして書こうとすると字下げの不要なところでも徐々に斜めにずれていって非常に変な見た目の文章になってしまうという欠点があります。
そこで私は思い切って一切の字下げをやめるようにしました。私の場合その方が答案の見た目が美しくなりますし、字下げがない分、答案用紙の節約になるので残りページ数を気にせずのびのびと書けるようになりました。内容が伴っていれば字下げしなくても評価されるはずなので、無理に答案作成のテクニックを使って不自由になる必要はないんですよね。
あとは書くスピードがある分、他の人より答案構成に時間をかけても問題ないと思っていたので、込み入った問題でも焦ることなく分析をするようにもしていました。

 

文字数が少なくてもきちんと要点をつける方、答案のバランスが良い方、頭の回転の速さや処理能力の高さで答案構成を短く済ませられる方…色々な特徴を持った方がおられると思います。答練などの添削を参考にしながら一度自分と向き合ってみると見えてくるものがあるかもしれません。