米国株をやってみることに
米国株に挑戦してみることにしました。
色々な方法があると思いますが、私は連続増配配当株に均一投資をしていきます。
やや過激な言い回しで知られているバフェット太郎さんの投資手法ですね。
いくつか米国株の本を読んでみて、自分が求めている投資の形に近いというのが理由です。それなりに過程を楽しみつつも、判断に感情が入らないような仕組みがベスト。そして、それなりの堅実さがあります。
投資に詳しい方からは、色々ご意見もあると思いますが腹を決めました。
もちろん、投資については、この一本槍でいく訳ではありません。自分なりにポートフォリオを組んで定期的に手入れしていきます。
長期投資を前提としているので結果が出るのはかなり先ですがひっそり続けていきたいと思います。
素人が投資をやるなら地味な方法がベストなはず。
想像力が欲しい
人として大事な力のひとつは想像力なのではないかと思っています。
法曹界では、裁判官や検察官に対する(特に弁護士からの)視線は厳しいものがあります。
そんな訳で、この数日でもSNSの世界で、裁判官・検察官に一度逮捕・勾留を体験させるべきだとか、職務経験として大手事務所以外に出向させるべきだとかという話が出ています。(「この数日」と申し上げたものの、定期的に似たような話題は上がります。)
でも、仮に上のようなことを実現したとして、そういう話をされている方の問題意識が必ずしも解消されるとは思えないのですよね。
逮捕・勾留の怖さのひとつに社会的な信頼の失墜があると考えていますが、これをプログラムで味わうことは不可能です。大規模でない事務所への数年の所属期間で、十分な案件の提供をすることも容易ではないはずです。仮にこれらをできたとしても、今度は「ちょっとした体験しかしていないのに全てを分かっているかのように振る舞うのは何事だ!」的な話が出てくるような気がします。
人間が見える範囲は限られていて、その見える範囲とやらを増やすだけでは頭打ちになりやすいということなのでしょうかね?
だとすれば、見えない範囲を補う力、すなわち、想像力が重要なのではないかと思った次第です。
弁護士の仕事をしていても、「想像力があればお客さんにもっと喜んでいただける対応ができただろうな」と思うことがあります。想像力が足りなくて先輩弁護士から検討や詰めの甘さを指摘していただくこともあります。
だから今は一生懸命考えることに取り組んでいます。
そして、想像力のある人は、創造力もあります。
こうなると仕事もプライベートも格段に楽しくなるんだろうな。
睡魔に打ち勝つ方法
弁護士をやっていると労働時間が長くなりがちで睡眠時間が足りないなんてこともしばしば。
睡魔との付き合いは避けては通れません。
しかし、裁判やお客さんとの打ち合わせで眠る訳にはいきません。
どんなに眠くても絶対に寝てはいけない場面でやらかさないよう私は次のような工夫をしています。
・食事のタイミングや量を調整する
・どんなに短くても良いので隙間時間があったら目をつぶる(瞑想っぽい感じ?)
・頭や体を働かす作業を多くして刺激を増やす
・体にあう眠気ざましになるものを摂取する
(体調との関係でサプリや飲む栄養ドリンクを変えています。栄養ドリンクは、エナジー系と滋養強壮系を使い分けしたりとか。ここの選択を間違えるとかえって辛くなったりします。)
・そもそも寝たらダメな場面が予定されているときは多少のことを犠牲にしても前日早く寝る
なんだかんだで睡眠時間をしっかり確保するというのが1番だと思います。それができたら苦労しないのですが。
株のお勉強
株式取引の話は、ご相談でも良く出てくるところですので、私も良い機会だと思って1日かけて詳しく勉強をしてみました。
ここ最近は投資がブームになりつつある影響か、なかなか良い書籍が多いです。複数の本を拝見してみてざっと概要を掴むことができます。
弁護士業務をやっていく上で、基本的に株式取引をプライベートで積極的に行うことは避けた方が良いともされています。
インサイダー取引が許されないのはもちろん、株にうつつを抜かしているようでは信用ならないなんていう経済界の反応があるためです(中村直人著『弁護士になった「その先」のこと。』122〜123頁参照。)。
これは企業法務系事務所に所属していると強くあてはまることなのだと思います。
他方で、SNSなどを見ていますとガンガン株式取引をやっている方もいらっしゃいます。
そんな状況なものですから、私がプレイヤーになるかはさておき、とても面白い世界だなと思います。
投資によってある程度の資産を形成したいのならば、やはり株式投資が王道なんだろうなと。
そして、成功のためには知識と経験が何よりも大切。
結局は勉強をするに尽きるということでしょうか。
人生を上手いこと生きていくには、好きな勉強をすることが大事なのでしょうね。
分野だけでなく土俵も重要だというお話
弁護士の仕事を語るとき、分野や顧客(企業or個人)を中心に語られがちですが、闘いの土俵も重要なポイントだと思います。
(もっとも、土俵は分野との絡みで決まったり、訴訟がひとつの分野と扱われることもあるのでひとまとめに語られていることもしばしばありますが。)
ここでいう土俵というのは、交渉や訴訟、顧問業務、執筆等のアクションで何が多いかということです。
弁護士になって確信したのですが、私はどうやら裁判所に行って何かをするのが好きなようです。
裁判所に行って、期日対応なんかをしていると「弁護士やっているなー」という実感があるのですよね。
毎日とはいきませんが、週に2〜3日前後は何かしらの対応で出廷する機会があります。これが自分の仕事のやりがいのひとつになっている気がします。外出がちょこちょこあるのは良い気晴らしにもなりますね。
ロースクールの時に習っていた弁護士の先生(ある分野のエキスパート)が「私は訴訟屋さんなので」とおっしゃっていて、訴訟に力を注いでいたことを思い出します。当時はあんまりピンときていなかったのですが、今になって良くわかります。私も訴訟屋さんになりたいです。今は全く様になっていないので、できることをコツコツ積み上げていこうっと。
事務所によっては、全く訴訟をすることがないなんてこともあるようです。顧問業務がほとんどないところもあるそう。
こうした点が仕事に対するモヤモヤの要因になっている方や転職のきっかけになる方も少なくないとか。
正味、分野どうこうよりも土俵をどこに持ってくるかについての方が、向き・不向きがはっきり出そうな印象もありますので、就活や転職をされる方は気にされてみても良いと思います。