中山信弘『著作権法〔第3版〕』
新しい版が出たということで早速購入しました。
じゃーん。
(中山信弘『著作権法〔第3版〕』有斐閣)
かなりの厚みになっている(800ページ超えで、第2版から150ページくらい増えています)ので、当然通読はまだまだ先ですがざっと目を通した簡単な感想を。
・巻末の目次が若干充実した。
・面白い脚注が増えた。特にパロディ論のところの脚注300が好き。自分はガチガチの法律論よりも、世の中と法律の繋がりが垣間見えるような記述が好きなのだと思う。
・応用美術のところ(特に基本的考え方のところ)にとても力が入っている。ここだけでも新しい版を買った甲斐がある。
・近年の改正にもたくさん言及がある。大変ありがたい。
・カバーを外した時の背表紙の装丁がこれまでと違う。
ゆっくり読んで改めて著作権法を勉強したいと思います。