最終面接まで行ったけれど…
Twitterにも書きましたが、最終面接まで辿り着いた事務所に採用されませんでした。
かなり志望度の高い事務所でしたのでやはりショックを受けています。しかし、就職活動をはじめて最初に応募した事務所でもありますので、まだまだこれからだと思っています。3回目の受験での合格で、志望する事務所に内定をもらうのは決して簡単なことではないですよね。
そもそも最終面接まで行けたのも奇跡でした。他の応募者は、予備ルートや1回目での合格、語学が堪能、留学経験あり、法学部以外の出身など私にはない良い点をたくさんお持ちでした。その中で私が最終面接までは残れた理由は、自分を偽らなかったことと一部の先生方に強烈に推してもらえたことにあったのではないかと思います。
前者は意外と大切だと思っていて。グループ面接で他の方の受け答えを聞いていて感じるのですが、大体、嘘をついているかどうか、本気でその発言をしているかどうかは分かります(面接する側が見抜けていないこともありますが)。
後者は完全に自分のキャラクターにマッチする先生方を掴めただけのことで、こればかりはその時の運によるのかなと。
とはいえ、結局採用されなかった訳です。
最終面接では残った応募者のうち1人だけを不採用にしなければならない状況でした。そして、おそらくこの段階にくると人柄や面接での受け答えだけではどうしても判断できなくなります。それなりの規模の事務所になれば採用側も一枚岩ではないですし。
当然、スペックが考慮され、唯一受験回数の多い私は不利になります。加えて、他の方たちは法律以外での様々な付加的な能力や経験を持っておられました。
これは不採用になるのを受け入れざるを得ないです。もちろん、面接では全力は尽くしましたが、それでは足りませんでした。
私を推してくださった先生方からは電話やメールで、申し訳ない、あなたなら良い弁護士になれる等のあたたかい言葉を頂きました。全ては私自身の責任なのに。こんな私にチャンスをくださったこと、そして、今でも気にかけて頂けていることには感謝の気持ちしかありません。私は幸せ者です。
厳しい状況に置かれていることは間違いありませんが、今回の結果を真摯に受け止め、しっかり反省をして、前向きに頑張って参ります。