SNSとの付き合い方
SNSとの付き合い方は大事だなと思います。
SNSは心に響く投稿が目立つので、どうやったって引っ張られてしまう部分がある。
そこから自分を守るために強い表現をする方がいたり。
その引っ張る力の強さを利用して印象的な投稿をしたり、投稿数を重ねて人を誘引する方がいたり。
良い面もたくさんあるので、全くやらないというのはもったいないかなと思いますが、適度な距離感を保ちたいなと。
ちなみに私は合格した年の司法試験の直前期、SNSを見ないようにしていました。色々な方のアドバイスがブレるきっかけになり得ますし、自分にとって適切でない話であることも多いと考えたからです。
そして、このことは日常生活でもあまり変わらないのだと思います。
最近の私はSNSを気にしすぎていたかもしれません。反省です。
自分を律する力が大事ですね。
街弁も魅力的
街弁ってとても魅力的だし、かっこいい仕事だと思っています。
街弁についての話って巷であまり耳にしないような気がするので、ちょっと書いてみようかなと。
私も街弁の要素が強い仕事をしているので、間接的にでも自分をヨイショすることに繋がるような話をすることは望ましくない面があることを自覚しつつ、思いつくことをつらつらと…
街弁とは、主に個人や中小企業を顧客とする弁護士のことです。対になる概念は、主に大企業を顧客とする企業法務系の弁護士でしょうか。
明確な線引きは難しいですし、そういうことをしてくれる機関もあまりないので、あくまで抽象的・観念的なものとして見ていただければ。
体感的には、働く場所が地方のほとんどと都市部の少なくとも半数以上が街弁にカテゴライズできるのではないかと。
テレビドラマ等からイメージする弁護士も大体は街弁に属するイメージです。(設定上、大手事務所の弁護士であっても、仕事の内容的には街弁の要素が強い気がします。)
こんなところからも分かるように、なんとなく一般的に弁護士に対して持っていただいている「かっこいい仕事」というイメージは街弁が支えているところも大いにありますよね。街弁の業務内容は多岐にわたりますが、どれも本当に社会的意義が大きく、お客さんにとって重要なものばかりです。
他方で、従来とは異なり、弁護士になれば稼げるという時代でなくなっていることは間違いない事実です。それでも、弁護士になってしっかり仕事をしていけば、きちんとした稼ぎは得られるはず。地方の街弁の方が爆発的に稼いでいるなんて話も少なくないと聞きます。結局は、従来の「弁護士であればなんとなくたくさん稼げる」という古きよき時代(誰にとって良いのかは議論がありそう)から、「経営のことをきちんと考えて適切に行動できている人が稼げる」という正常な状況にシフトしたということなのだと理解しています。
要するに「弁護士=稼げない」という話はやや不正確で、「従来より稼ぎづらくなった人もいるが、稼ぐ人はとことん稼いでいますよ」という感じなのではないかと考えています。
弁護士になれるだけの素養があれば、経営を成り立たせることが全くできないという方は少ないはずです。そのため、稼ぎについても全く問題ないと思っています。
あくまでひよっこの考えなので、「全然違うぞ!ばっかもーん!」というお叱りの声もあるかもしれません。そう感じられた方は、流していただいて構いません。ひとつの見方だと思っていただければ幸いです。
そんな訳で、街弁の仕事は、業務の内容的にも、金銭的にも魅力的であると考えています。
この辺のことを詳しく知りたい方は、活躍されている弁護士のブログなり、SNSなり、書籍を読んでみると良いと思います。諸先輩方が提供してくださった良質な情報が溢れています。
街弁のかっこよさを知るには、学生時代に街弁の事務所に行ったり、司法修習で地方の弁護士事務所での弁護修習を経るという方法もあります。
自分はすべからく弁護士の仕事は魅力的だと考えています。各弁護士の仕事の仕方に優劣を付けるとかそういった意図はありません。各々が自由で、楽しく、誇りを持って仕事をできていたらこんなに幸せなことはないと思います。
ITスキルを高めること・新しい技術に慣れ親しむことの大切さ
ITスキルの重要性が説かれて久しいですが、最近つくづく実感しています。
本当に月並みですが、
・タイピング能力
・Word、Excel等の基本的な利用
・検索能力
このあたりは超基本として抑えておかないといけないなと改めて思います。
私は、タイピングがまだまだ遅いので、時々「寿司打」というタイピングゲームで練習しています。
色々なYou TuberやIT業界の方がおすすめしています。サイトに飛んだら無料ですぐにできます。登録も不要です。
弁護士の仕事との関係では検索能力も超重要。
必要な情報を素早く収集できれば、仕事の効率も評価もグッと上がります。
私は、これは得意だと思っていたのですが、まだまだだということを最近感じはじめました。
検索については、自分のためにはいずれ記事にしてまとめようかなと思います。
ちなみに、企業や法律事務所が評価・期待するロースクール出身者のスキルで上位に来るのが、リーガルリサーチの能力だと聞いたことがあります。
ジュリナビの司法試験合格者向けの就職説明会的なものでデータを示してもらって説明を受けたのでそれなりに信憑性はあるはずです。
法的知識なんかよりもずっとニーズがあるという点は知っておいて損はないですね。
新しい技術をどんどん利用していく姿勢も大事だなと。
事務所の制約もあるので中々難しいですが、個人事件では今後どんどんリーガルテックを活用していきたいと思っています。
あとは機材類ですかね。iPad Air4を買ってから色々と捗っています。iPadを軸に据えて勉強するのはかなり良いと思います。
情報がより大きな価値を持つ時代になってきた中で、良質な情報を得て活用する引き出しがどれだけあるかが大切なのでしょうね。
ドラゴン桜2を読んでみた
ドラゴン桜2の漫画が、期間限定でKindleで14巻まで各1円ということで購入して読んでみました。
東大に合格するための物語ではありますが、司法試験にも通ずるところが多いです。
社会人として生きていくためにも役立つ話がたくさんあるので勉強になります。
ゴールを知ること。自分を知ること。この2つはとても大切ですね。
司法試験に受かるのに遠回りをしてしまった自分にはこの2つが足りなかったのではないかなと思いました。
さて、ドラゴン桜2でもうひとつ面白いなと思っているのが、著作物の扱い方。
現在、漫画の好きなところをスクショしてTwitterでツイートしても良いというキャンペーンが行われています。
また、日頃から作者の三田紀房先生も漫画の一部をツイートに載せておられます。
たくさんの情報が流れる現代では、とても有効な発信の方法ですし、素晴らしい姿勢だと思います。
著作物の利用は、ある程度オープンにしておく方が良い場面も多いんだろうなと。改めて気付かされました。
表現って、やはり多くの方に見てもらえた方が良いと感じていて。
自分が音楽のジャンルでポップに魅力を感じるのはそういうところに通じているのかなとふと思ったり。